デフォルメと侮るなかれ！――キング・オブ・モンスターに込めたこだわりを開発担当が語り尽くす

――デフォルメとは思えない大迫力の1体となっていますね。非常に象徴的なポージングになっていると感じましたが、何かを参考にされているのでしょうか？

怪獣のデフォルメシリーズである「鎮座獣」は2023年5月のスタートから、バンプレストオリジナルイラストになるように、イラスト段階から試行錯誤を繰り返し、カッコよさのなかにもどこか可愛さも残るようなバランスでデザインしています。

具体的には、全体の等身は懐かしいデフォルメにしつつ、頭部は大きめに残し、造形をリアルに作り込むことで、怪獣ファンの皆さんにもご納得いただけるようなデザインにすることを意識しています。

もちろん今回の「『ゴジラxコング 新たなる帝国』 鎮座獣 ゴジラ（2024） From 映画『GODZILLAxKONG THE NEW EMPIRE』」も、バンプレストオリジナルのデフォルメイラストの唯一無二の商品です。

――今にも、あの「咆哮」が聞こえてきそうです……。

まさにそのデザインを意識しました。頭部はもちろん、口のなかの造形にまでこだわって、「咆哮」の躍動感を演出しています。

小さいボディでありながらも、このあたりの造形のリアルさによって、ゴジラが持つ重厚感やフィギュアとしての高級感がある仕上がりになったと思っています。

――ハリウッド版のゴジラは首が太くなり、より爬虫類に寄せた流線形のフォルム、かつかなり大柄にリデザインされているのが印象的だと感じていたのですが、そのあたりのリアリティもデフォルメのなかで見事に再現されていますね。

ありがとうございます。
頭部周り以外にも、通常よりも深めに立体のディテールをボディ全体へと入れ込んでおり、黒っぽいボディの各所に「影」が出るような工夫を施した造形になっています。

それにより、凹凸のメリハリが出て、フィギュアの存在感がより強く醸し出される仕上がりになりました。

――緻密なこだわりで、世界中が熱狂するキング・オブ・モンスターの迫力が再現されているわけですか。

でも、こだわっているのは見える部分だけではありません。
たとえば、腿内面の造形や、商品の底面の足裏・尻尾裏のように見えづらい部分にまで、抜かりなくディテールを入れ込んでいます。

――本当だ……どこから見ても死角がない。

また本商品、尻尾部分が一部可動式になっている部分もおすすめしたいです。写真を撮るとき、こういう部分が動くと違った表情での演出もできるようになりますから、ぜひ遊んでみてください。

――これは往年のゴジラファンも唸る仕上がりですね。

「鎮座獣」シリーズは、小さいボディの中に数々のこだわりが詰まっています。是非アミューズメント施設でゲットして、楽しんでいただきたいですね。


「『ゴジラxコング 新たなる帝国』 鎮座獣 ゴジラ（2024） From 映画『GODZILLAxKONG THE NEW EMPIRE』」は2024年6月よりクレーンゲーム景品として順次登場予定！

そしてこの夏、「鎮座獣」に新たな動きが……！！

続報を待て！！！！

★商品詳細

『ゴジラxコング 新たなる帝国』 鎮座獣 ゴジラ（2024） From 映画『GODZILLAxKONG THE NEW EMPIRE』
https://bsp-prize.jp/item/2705314/