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「英雄勇像ウルトラマンダイナ」フィギュア化記念 スペシャル対談

「英雄勇像ウルトラマンダイナ」プライズフィギュア化記念、
スーツアクター・権藤俊輔氏×開発担当・横川愼一氏スペシャル対談
– 緻密に再現された美しい「筋肉の表現」に注目



円谷プロダクションの特撮テレビドラマ「ウルトラマン」シリーズ。日本のみならず海外にも熱烈なファンが大勢いる超人気シリーズだ。

なかでも、昨年25周年を迎えた『ウルトラマンティガ』(1996年)から『ウルトラマンダイナ』(1997年)『ウルトラマンガイア』(1998年)の平成ウルトラマン3部作は、洗練されたウルトラマンのデザイン・造形や怪獣・宇宙人のバラエティ豊かなキャラクターや、怪獣と人間とウルトラマンの関係性に深く踏み込んだストーリー、目の前の困難を乗り越えて未来へ進んでいこうとする登場人物たちのドラマなど、多くの魅力を備えている。



「英雄勇像」シリーズより、左から2020年8月登場:ウルトラマンティガ、2022年8月登場:ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)、2022年5月登場:ウルトラマンガイア(V1)

そんなティガ・ダイナ・ガイア(通称TDG)で活躍したウルトラヒーローの根源的な美しさや勇姿をそのまま再現した立体商品を作ろうという意気込みで企画された、BANDAI SPIRITS「英雄勇像」シリーズもまた、日本や海外でのウルトラマンファンから熱い注目を集めている。

ウルトラマンティガが画期的だったのは、基本のマルチタイプから、赤いパワータイプ、青いスカイタイプと3つのタイプにチェンジする特性を備えていたことだった。パワータイプはその名のとおりパワフルさを持ち味とする筋肉質の中村浩二氏が演じ、細身でスピーディなスカイタイプを権藤俊輔氏が演じるというように、スーツアクターを2人で分担されたのも過去に例のない快挙だった。

今回、権藤氏が演じられたティガ・ダイナ・ガイアのすべてのタイプが「英雄勇像」として発表されることが判明した。これまではウルトラマンティガ(マルチタイプ、スカイタイプ、ティガブラスト、グリッターティガ)、ウルトラマンガイア(V1、V2)、そしてウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)が出ていたが、ついに「権藤氏が演じるウルトラマン」のコンプリートとなるウルトラマンダイナ(ミラクルタイプ)が商品化されることになった。


「英雄勇像」シリーズより、2021年4月登場:ウルトラマンティガ~ランバルト光弾~(スカイタイプ)

ここでは「英雄勇像」シリーズ開発担当・横川愼一氏と権藤俊輔氏にお集まりいただき、新たに商品化された「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」のこだわりポイントや、スリムでスマートな権藤氏の筋肉の躍動までも再現したという造形のこだわりについて、熱く語りあってもらった。


(左)権藤俊輔氏/ジャパンアクションクラブ出身、アクション俳優として活躍。平成ウルトラマン三部作ティガ・ダイナ・ガイアでは、主役スーツアクターを中村浩二氏と務めた。
(右)横川愼一氏/株式会社BANDAI SPIRITSプライズ事業部 企画担当。1990年、バンダイに入社。営業企画、仕入れ・生産管理を経験し、1994年からキャラクタートイの事業部でグッズの企画開発を担当。キャンディ事業部、コレクターズ事業部を経て、2019年からプライズ事業部に在籍。

出会いから四半世紀にわたる交流


権藤:横川さんとの出会いは26年前、『ウルトラマンティガ』の撮影現場でしたね。

横川:『ティガ』の特撮ステージのあった東宝ビルトですね。私は『ティガ』の商品担当として現場によくお邪魔していました。

権藤:初めてご挨拶したときのことも覚えています。「あっ、バンダイの方だ。何か玩具があったらください」なんて、商品をねだったような気がします(笑)。

横川:撮影所へひんぱんに通っていたので、権藤さんともお話する時間が自然と増えていきまして、そのころから現在までずっと交流が続いています。ありがたいことです。


「英雄勇像」誕生秘話・開発のきっかけ


横川:他の実写・特撮系のヒーローキャラクターも含めて、プライズ商品企画の新シリーズを立ち上げる際、どういう部分を打ち出していくか……と考えたとき、ヒーローを演じている役者さんの美しいスタイルであるとか、敵に向かっていくときのポーズであるとか、演技表現も含めて一体のフィギュアにできないか、という案が浮かんだんです。ウルトラマンをフィギュア商品にするのなら、僕が歴代でいちばん美しくカッコいいと思っている「権藤さんが演じたウルトラマン」が最適だと思いました。

権藤:そうだったんですか……!(一礼)。

横川:そこで円谷プロさんに「ティガ、ダイナ、ガイアを商品化させていただきたい」とご相談を持ちかけまして、「英雄勇像」シリーズとなりました。


英雄勇像で再現したかったところとは


横川:企画を立ち上げたころは、「可動フィギュア」と呼ばれる、精密な造形とプロポーションに加えて各関節が動いて自由なポーズをつけられる商品が人気でした。そこで、固定ポーズだけれどもヒーローのスーツに自然な感じでついている「シワ」や「筋肉」の躍動感、敵を前にしたときに闘志をみなぎらせるポーズの決まり具合をきっちり表現して、可動フィギュアでは難しい表現を「スタチュー」ならではの手法で見せることができれば……という部分を意識して作りました。

360度、どんな角度から見てもヒーローのポーズを堪能できるよう、スタチューを受け入れてもらいたいといった思いがありました。

権藤:英雄勇像を初めてみたのはWeb上の画像でした。一目見て、凄い商品が出たなあと感激して、作ったのは横川さんじゃないかなと思ったら、やっぱりそうでした(笑)。
僕が着ていたスーツの再現度が凄くて、特に太ももの外側……外側広筋のふくらみはまさに僕そのもの。腕の長さとか、指先の力の入れ方、尻のエクボ(くぼみ)の感じとかも素晴らしい出来栄えです。もう横川さんと開発のみなさんに感謝の気持ちしかないです。まさか四半世紀経って、ここまで当時の僕たちの肉体を再現し、理想的な形を追求してくれるとは。もう強い「信念」のような思いを商品から感じ取れますね。


「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」のこだわり


横川:今年(2022年)が『ウルトラマンダイナ』放送開始25周年なので、この間にダイナの3タイプ……フラッシュ、ミラクル、ストロングを出していきたいと思っています。すでにフラッシュタイプは登場済みですが、次は権藤さんがスーツを着て演じられたミラクルタイプに決まりました。フラッシュタイプとはスーツのデザインは違いますけれど、それだけでないミラクルタイプ独自の魅力を出すべく、先日権藤さんからポージングについてのご指南をいただいたんです。

今までのフィギュア商品と一味違った、権藤さんのスタイルが色濃く出たミラクルタイプを表現できればと、原型師の稲上信行さんのところで作業を進めていただいているところです。もうまもなく、フィニッシュに向かっているかと思います。


着彩前の状態の「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」

2023年5月より全国のアミューズメント施設にて順次登場予定の「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」と共に、ポージングを再現いただいた。

特別にウルトラマンティガ、ランバルト光弾のポージングも再現いただいた。

権藤:改めて、横川さんに感謝を述べたいですね。僕の肉体が融合し、造形として完成したあのころのウルトラマンの姿かたちを重んじて、寸分たがわぬイメージで立体化してくださるという熱意と執念を、これら「英雄勇像」からいつも感じるんです。当時、細部にまで気を遣ってウルトラマンを具現化させてきた甲斐があったな……と思っています。今では横川さんから協力の依頼がありますと、内容も聞かずに「やりますよ! 何やりましょうか」なんて、即OKします(笑)。それだけの信頼関係を築くことができています。ぜひ商品を手に取られたら、ウルトラマンの「筋肉」の細部をぜひじっくり見てください。

横川:こだわりのポイントは、テレビ画面で見ているままのカッコよくて力強く、美しいウルトラマンが、この手の中の商品にそのまま「再現」されているかどうかです。そこはもう、考えに考えぬいたポージングだったり、細部に施されたディテールだったり、さまざまな部分のこだわりを共有し、形にすることのできる原型師・稲上さんの存在が大きいですね。もう、稲上さんと一緒にプロデュース&リリースできるからこそ「英雄勇像」が成り立っていると申しても過言ではありません。権藤さんの思いを受け継いだ今度のウルトラマンダイナ ミラクルタイプは、ぜひフラッシュタイプと比べてみて「違い」の部分に注目していただきたいです。


※インタビュー対談は2022年10月3日に行われたものです。


スタチューだからできる、可動フィギュアでは表現できない部分の再現性


スペシャル対談後、さらなる商品の魅力について、開発担当である横川氏にインタビューを敢行。「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」では、造型面と同じく「色」についてもかなりのこだわりが込められているという。


横川:特に成型色となる生地色に注意しました。ウェットスーツの生地色を再現しても、映像で見る色味とも違って見えたりしますので、その塩梅やツヤ感を極力抑えるなど、細心の注意をはらっています。また目のクリア奥の色味(アイボリー)の調整も難しい部分ではありますが、限りなく再現できるようこだわっています。

「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」

気づきにくいところにこそ、最大級のこだわりがある。パッと見た目には気付きにくいが、だからこそ注目してほしい部分について教えてもらった。



横川:胸板の厚さから腰のくびれ、といった全身の美しいシルエットはもちろんですが、指先の表現や肩で呼吸している感じ=呼吸感といった部分を汲み取って、静止ポーズからも、躍動感を感じさせるスタチューを目指そうとしたところを感じ取っていただけると嬉しいですね。

造形については、特に膝の裏に注目してほしいです。ここはアクションフィギュアでは可動ジョイント軸となる部分になり、造形で再現できない箇所なので。関節部分に発生するシワも、スタチューならではの部分として再現を心掛けています。地味ですが、膝裏も見てもらえるとありがたいですね。ぜひ可動フィギュアと見比べて違いを楽しんでください。


最後に、国内の「英雄勇像」ファンのみなさんに向け、横川氏からひとことメッセージをいただいた。



横川:「英雄勇像」シリーズを支持してくださるファンの方々、いつもありがとうございます。皆様のおかげで“平成三部作ウルトラマン”をほぼコンプリートさせることが出来ました。この後は『闇の三巨人』や、昭和ウルトラマンも同様のコンセプトでの展開を検討しておりますので、引き続きこのシリーズへの支持とコレクションをしていただければと思います。応援のほどよろしくお願い致します!


「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」商品情報



「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」

「ウルトラマンダイナ 英雄勇像 ウルトラマンダイナ ~青き奇跡の光~」は、ウルトラマンダイナ(ミラクルタイプ)と、ウルトラマンダイナ(ミラクルタイプ)psychic Image Editionの全2種で展開。2023年5月より全国のアミューズメント施設にて順次登場予定だ。

お近くのアミューズメント施設で、こだわりの詰まったフィギュアをゲットしてみてはいかがだろうか。





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